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2024年11月創造例会のご案内
開催概要
日 時: 2024年11月22 日(金) 13:30~16:55
会 場: 姫路商工会議所5階501ホール
交流会 : 7階702ホール(予定)
参加費用: 参加無料(交流会は1人3,000円)
スケジュール:
13:30~13:40 開会の挨拶
【研究発表】
13:40~14:10 (発表20分/質疑10分)
兵庫県立大学 大学院工学研究科電気物性工学専攻
岡 好浩 准教授
(専門分野:プラズマ応用工学)
発表タイトル:化学農薬の代替となるキャビテーションプラズマ殺菌水の開発
世界人口増加に伴う食料需要増大と化学農薬依存低減の課題に対し、キャビテーションプラズマ技術が注目されている。この技術は液中で効率的に低温プラズマを生成し、高い殺菌効果と安全性を兼ね備えた農業用殺菌水を作り出す。本講演では、この新しい植物病原菌防除技術の特徴と可能性について紹介する。
14:10~14:40 (発表20分/質疑10分)
兵庫県立工業技術センター 材料・分析技術部 食品・バイオグループ
今井 岳志 主任研究員
(専門分野:分子微生物学・生化学)
発表タイトル:油脂由来の新規な高機能性樹脂の開発
植物油や動物油、あるいはそれらの廃油を原料にできる新規樹脂を見出しました。当該の樹脂はバイオマス由来であるだけではなく、両親媒性という油にも水にも馴染む、既存樹脂には無い独自の性質を有した高機能性材料でもあります。
14:40~15:10 (発表20分/質疑10分)
近畿大学 総合社会学部 総合社会学科 環境・まちづくり系専攻
北川 博巳 准教授
(専門分野:福祉のまちづくり、交通バリアフリー、健康なまちづくり)
発表タイトル:人口減少・少子高齢社会の移動問題の処方箋を考える
現在人口減少と更なる少子高齢化の影響で地域のモビリティ問題に社会課題が集まっている。これまで交通弱者と言われる高齢者モビリティを支援する様々な取り組みがなされてきたものの、近年ではドライバーの確保の問題や更なる高齢化の影響、財源の課題など一層深刻な状態となっている。そのため、人口・地域・地理・居住地などの環境的な条件や高齢者の活動能力・社会交流・健康状態などの個人的な条件、そして高齢者の運転能力の維持や代替移動手段、技術応用をバランスよく考えねばならず、可能な限り居住を継続できるまちづくりとの関係についても考えねばならない。今回の発表では多面的な方向からの現状を情報提供すると同時に政策・技術・個人など様々な要因についての考察を通じて地域の移動問題の処方箋について考えてゆく材料にできればと考えている。
15:10~15:20 (休憩)
15:20~15:50 (発表20分/質疑10分)
鳥取大学 工学部
長曽我部 まどか 准教授
(専門分野:土木計画学、住民参加、まちづくり)
発表タイトル:地域の未来を切り拓く!住民協働の新たなアプローチ
さまざまな人々が暮らし、働くまちにおいて、どのように協働のまちづくりを達成できるでしょうか。講演者は長年、まちづくりワークショップの設計に携わってきました。今回は、北栄町での新しい住民参加の取り組みである「ほくラボ」を紹介しながら、今後の住民参加の展望についてお話しします。
16:50 次回例会案内・閉会
17:00~18:30 交流会(立食)
交流会会場にて、会員企業・大学関係者にご紹介できます。
紹介を希望される方は、当日受付でお申し出ください。
参加申し込み
お問い合わせ先
姫路商工会議所内
はりま産学交流会事務局