1019研究発表会
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10月度 研究発表会 研究室見学2件、発表会4件
ポストゲノム時代の遺伝子化学ほか
研究室見学では、将来を有望視されている嶺重助手から
『種々におけるセラミックスの高性能化』と題して、研究室での説明を受けた。引き続き、深見教授(物理学科)、山崎教授(金属材料工学科)、岡井助手(電子工学科)がそれぞれの特徴を結集し研究課題を協力している『超伝導に関する研究』 『メカニカルアロイングによる新材料作りの研究』の説明を受けた。物づくりの企業が多い、姫路産学交流会としては、大変興味のある研究室見学であった。
発表会では、微生物機能を活用した有機性廃棄物からのバイオ凝集剤生産に関する研究を、根来教授が紹介。生命現象の謎の解明のみならず、疾患の予防と診断、医薬品の開発等の重要なテーマについて、遺伝子解析技術と関連した最近の研究成果を山名一成助教授が紹介された。
岩崎教授からは『大学に育てられ、大学を育てる中小起業のあり方』と題して、大学側の本音の部分をお話し下さり、企業の方へは、漫然と大学を訪れても収穫はないと耳の痛い部分も聞かせて頂いた。
企業側からは、(株)イトデンエンジニアリングが担当。イトデン様は今まで営業に回らなくても充分仕事があったが最近はなかなか厳しくなりました・・と現状をお話し下さり、会社概要、設備、自社製作装置、遠隔監視システム、及び円滑な業務遂行のためのイントラネットの構築について発表していただいた。